デスク環境を快適に整えたい方にとって、モニターアームの導入は大きな一歩です。中でも「ガススプリング式モニターアーム」は、滑らかな可動性と高い自由度で人気を集めています。しかし、固定式との違いや選び方のポイントが分からず、購入を迷っている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ガススプリング式モニターアームの仕組み・メリット・選び方・おすすめ製品までを徹底解説。初心者にもわかりやすく、実際の使用感や設置のコツも交えてご紹介します。あなたの理想のデスク環境づくりに、ぜひお役立てください。
シングル
デュアル
ガススプリング式モニターアーム
基本的には、モニターアームには大きく分けて3種類
上述の通り今回は”ガススプリング式”の特徴とメリット・デメリットを解説します。
しかし、機械式にもたくさんメリットがありますので”こちらの記事”にて機械式に関して詳しく解説しておりますのでどちらがいいか迷っている方は併せてご覧いただければと思います。
モニターアームを使うメリット
モニターアームを使用することでモニターをデスクから浮かすことができ、以下のメリットを享受できます。

メリットだらけだね!
他にもたくさんメリットがありますのでさらに詳しく知りたい方は以下の記事で詳しく解説していますのでご覧いただかれ場と思います。
ガススプリング式のメリット
高さ調整が容易
ガススプリング式は機械式とは異なりアーム内にガス圧によってモニターの荷重を保持する機能が搭載されています。
それにより、上下方向の動きも動かした位置に保持することができますので機械式のようにポールのクランプを調整する必要はありません。

高さ調整においては
ガススプリング式が有利
もちろん水平方向への位置調整も関節により機械式同様に行うことができます。
機械式のようにポールとクランプ位置で高さ調整をする場合、手が滑ってしまったりして勢いよく落としてしまうとモニターごと壊れてしまう危険性もあるります。

モニターが壊れて
しまうと高くつく・・
ガススプリング式はそのリスクを軽減できます。
広い可動域
可動域が非常に広いのもガススプリング式の特徴。
例としてAmazonベーシックのモニターアームの可動域ですが、角度や位置を自由に動かすことができ、理想のポジションにて簡単に固定できます。
- メインの支柱部:360°回転可能
- 中間の関節:360°回転可能
- 上下:14.5~46.cm
- 前後移動:7.9~50.1cm
- 前傾き:5°
- 後ろ傾き:90°
- モニター回転:360°回転
- モニター首振り:90°

これにより、ケーブルを交換したりその他裏の配線関係の作業やその復旧も作業性が良いため非常に重宝します。

作業性がいいのも
ありがたいね!
デュアルモニターで左右で違う高さにできる
デュアルモニターの環境を構築した際に通常であれば左右のモニターは同じ高さでいいかと思います。
しかしながらブログやSNS等、縦置きの方が1度に表示できる情報量が多い画面ではため縦画面の方が使いやすくなっております。
そういったページを見ることが多い方は片方を縦置きすることで、目線の高さに合わせて高さを調整することが可能。

片方を縦画面にしたい!
また、他にも左右で大きさの違うモニターを使用したい場合等、左右で高さを変えたいといった場面も出てきます。
機械式

機械式は2枚の締結点の高さに差をつけることができないため横画面に合わせると縦画面が机やその上の物に干渉する恐れがあります。

片方に合わせるともう片方の
高さが合わない・・・
ガススプリング式

ガススプリング式は左右独立のアームで高さを別々で変えられるため、両画面を最適な位置に設置することが可能。

設置自由度が高いね!
ケーブル取り回しや清掃等の作業性向上

※写真はガススプリング式
基本的にディスプレイにはHDMIやDPケーブル等の映像データの通信ケーブルと、電源ケーブルを接続することが必要です。

USB-C等のケーブル1本で通信と
電源を兼ねているものもあるよ!
写真のようにケーブルをアームのカバーに通したり、通せないものは括り付けたりすることでケーブルをデスクに這わせず設置できます。
ケーブルがデスクから浮いていることでキーボードやその他機器やそのケーブル等と干渉しにくくなり、スッキリさせられることで、どのケーブルがどの機器につながっているのかがわかりやすいためケーブルや機器入れ替えも非常に容易。

見た目もスッキリ
するからいいね!
また、デスク掃除の際にもモニターが浮いていることで退かすのが楽で掃除も非常に簡単!
ノートPCとの平行作業が可能
こちらのVESA固定のノートPCトレイを使用することでモニターアームにノートPCを取りつけて使用することが可能。

ノートPCも浮かせて設置!
エルゴトロン
工匠藤井
しかし機械式では高さ調整できないためガススプリング式かコンスタントフォース式を推奨します。

高さ調整できないと不便!
また、デスクトップPCとノートPCとの平行作業も、ノートPCから映像を出力してデュアルモニターにした場合でも図のように使用可能。

ガススプリング式のデメリット
品質が悪いものを買うとすぐに不具合が出る
上述の通りガススプリング式はガス圧によりモニターの過重を支えて、調整した高さを保持をします。
したがってガススプリングユニット=心臓部ですので、価格が安くとも粗悪品を買ってしまうとすぐにガス圧が抜けたりして使えなくなってしまいます。

安いからと言って粗悪品を
買わないように気を付けよう!
そうなってしまった場合、新しいモニターアームを購入する費用が発生してしまい、逆に高くついてしまいます。
どうしてもできるだけ価格を抑えたい場合、粗悪なガススプリング式を購入するよりは機械式の方がよいでしょう。

安物買いの銭失いに
ならないようにしよう!
機械式に比べ価格が割高
機械式と比べるとガススプリングユニットの分価格は割高となります。
しかし、一度購入してしまえば基本的には長く使用できるものであるため、上述のメリットを考えると決して高いとも言い切れません。
むしろ効率が上がったりするため価格差を考えてもガススプリング式は優れている面が多く、価格差以上の価値はあるかと思います。

効率や疲労を考慮すると
むしろコスパいいね!
ガス圧の調整が必要
21インチのような小さなものから27インチや物によっては32インチなどの大きめのモニターはそれぞれ重量が異なります。
そのためモニターの重量に合わせてガス圧ユニットのテンションを調整する必要があります。
これをしないとモニターの高さの保持ができずにモニターが勝手に持ち上がったり下がったりしてしまいます。

アームの様子を見ながら調整!
基本的には関節部のネジを回すだけで調整できますので難しい作業ではありません。
また、一度調整してしまえば基本的にはそれ以降はモニターを交換したりしない限りは調整不要です。

最初に調整するだけでOKだね!
取り付け・取り外しが1人だと大変
モニターアームとモニターの接続部は基本VESA規格という100mm×100mmまたは75mm×75mmの等間隔の穴を4本のネジで固定する方式。


モニターが大きくて重いほど大変!
モニターの重さを支えながら2本のネジを入れないと仮固定ができないため、1人作業では取り付けが大変です。
大変な脱着をワンタッチで!クイックリリースブラケット
大変なモニターとモニターアームの固定ですが、”クイックリリースブラケット”を使用すれば脱着がワンタッチでできるようにできます。
👉クイックリリースブラケットに関して詳しくはこちらの記事で解説しています。

これなら一人でも簡単に脱着できるね!
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まとめ
デスクのスペースを有効活用をはじめとして様々なメリットがあるモニターアーム。

モニターアーム無しの
環境には戻れないね!
その中でもガススプリング式モニターアームは、自由な可動域・快適な姿勢維持・省スペース化など、多くのメリットを備えたアイテム。
機械式との違いや選び方のポイントを理解することで、あなたに最適なモデルを見つけやすくなります。

自身の環境に合ったものを選ぼう!
本記事では、仕組みからメリット・デメリット、選び方までを解説しました。
デスク環境の改善や作業効率の向上を目指す方は、ぜひガススプリング式の導入を検討してみてください。
シングル
デュアル
取り付けが大変な場合は”クイックリリースブラケット”を使用すれば解決しますので合わせて検討してみてはいかがでしょうか?
👉クイックリリースブラケットに関して詳しくはこちらの記事で解説しています。
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快適なデスク環境は、正しいモニターアーム選びから。この記事を参考に、あなたにぴったりのガススプリング式モデルを見つけてみてください。
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